今回はグランビルの法則実践編です。
グランビルの法則の基本が怪しい方はもう一度確認してから読んでください。
基本では図で説明しました。
非常に解り易かったと思います。
しかしリアルのチャートではそう簡単ではありません。
早速チャートを見ていきましょう。
グランビルの法則 短期SMA1本
チャートが雑で申し訳ないです(汗
まずは短期SMA(期間設定20)だけ表示させました。
どうでしょうか?
パッと見ただけでは、SMAが傾いている1.2.3が獲り易そうに見えます。
さらに中期SMAを表示させます。
グランビルの法則 短期中期SMA2本
さらに中期SMA(期間設定は80)を表示させました。
チャートが1Hですので、この中期SMAは4Hチャートの20SMA相当になります。
赤丸で囲んだ範囲は、短期、中期SMAの方向が揃っています。
要するに短期に対しても、中期にたいしても同じ方向にグランビルの法則が適用されています。
こういった場所は比較的獲り易い場所になります。
次は長期SMAを表示させます
グランビルの法則 短中長期SMA3本
長期SMAの期間設定は480(日足の20SMAに相当します)
青で囲った場所が短期、中期、長期SMAの向きが揃っている場所です。
まだチャートに慣れていないのであれば、この全てのSMAの向きが揃った場所で
トレードをするのをお勧めします。
1H、4H、日足のトレーダー達の目線が同じということは
その後レートはその方向に伸びていきやすくなります。
私がツイッターで【長期の方向に、短期と中期の向きが揃った時】とよくツイートします。
それがこのような図の時です。
1Hでこのような状態であれば【後は5M足でタイミングをとるだけ】です。
もちろんこの先で勉強する【ダウ理論】なども考慮する必要はありますが
まずはこのSMAの並びをしっかり覚えてください。そしてご自身で検証してください。
短中長SMAの向きがバラバラということは、売りと買いの攻防が起きますから
値動きは荒いか、または方向感が出るまでレンジ状態が続いていきます。